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vanquish / まぜ太

2025年11月13日

​投稿日:

作詞:Kai Ikeda

作曲:Kai Ikeda


誰もが望むここは理想郷

そこに生まれ落ちたのに何故

俯き下を見る 目も空

盲目にされたハリボテの街


神様がほら 迎えにくるよ

膝をつき祈れば

分かっていても やめれない

この悲しき妄想 無策に溺れたのさ


銃口を突きつけ 引き金にかけたその手

自分じゃない その偶像の頭を貫け


何もかも捨てちまえ 使い切りの命 灰になるまで

地球儀の上 走る道化になって 世界の目を回せ

誰にも邪魔させない このまま踊って笑い飛ばして

隠れたって見つけるさきっと

街に火を灯しその声で歌うのさ


頭に過ぎる罠 塞いだ耳の中

響いた言葉が手を招いて

狂いそうなほどに何度囁かれた

霞んだ視界が空を歪めた


垂れた一筋の糸に 駆け出す人の群れ

血眼で掻き分けたら 自覚すらできないほど 

変わり果てた僕は 枯れた喉を掻きむしる

身の毛よ立つほど


狂った時計の針 絶えず鳴った鐘の音

合わせ揺れる体


足掻いた闇の中 音も無く崩れ落ちたんだ

引き攣った口からこぼれる痛みでさえ

偽りの仮面の裏 隠してた本当の顔も

思い出すことすら 出来ないままで消えた


回れ踊れ 今はただ ほら叫べ踊れ 忘れても

まだ騒げ踊れ 目を覚ませ 手を叩け踊れ 夢を見て


生まれ落ちた時からすでに後の祭りでも

受け入れたら飲み込むことしかできない

ひたすら手を伸ばしてる 絡みついた運命にまだ

抗い続けて


何もかも捨てちまえ 使い切りの命 灰になるまで

地球儀の上 走る道化になって 世界の目を回せ

誰にも邪魔させない このまま踊って笑い飛ばして

隠れたって見つけるさきっと

街に火を灯しこの声で歌うのさ



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